カカオ 【 cacao 】

東京都小平市 都立薬用植物園 2月1日・撮影
チョコレートの木

写真はカカオの果実。カカオは中南米原産の常緑小高木で,種子(カカオ豆)からココアやチョコレートが作られるので,熱帯各地で栽培されている。(まだ間に合いますよ〜。)
果実は長さ25cmくらいになるそうだが,これは植物園の温室のものなので,長さがせいぜい15cmくらいしかなかった。熟すと,中ほどがもう少しふくらみ,黄色くなるのだと思う。そして,果実の下側をぷっちんと切ると,そこから甘いチョコレートの原液がとろとろといくらでも流れ出てくるのである。これが熱帯の「チョコレート工場の秘密」なのである。というのは,ウソ。
種子の脂肪は,生薬名をカカオシ(カカオ脂)といい,坐薬の製剤用基剤にも使われている。あっ,ヤバイ,ヘンなことを思い出してしまった。かの,懐かしい虫下し用のチョコレートである。あれはなんとも奇妙な味だったなあ。
まあ,それはさておき,どっさりと山ほども集まったチョコレートをつまみに,そろそろワインでもあけるとするか。というのも,ウソ。

ウソばっか書いたせいか,たぶんウィンドウズのアップデイトをした(させられた)せいだろうか,無料のHP作成ソフトが使えなくなってしまった。わけもわからないくせにいじくり回したあげく,新しいソフトを使い始めたら,このTOPページがいつの間にやら消えていた。インターネットのキャッシュも見たのだが,なぜか見つからないのだ。もういいやと,もう一度書き直したというわけ。とんだバレンタインデイになりました。
(2005.2.14〜15更新)
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