セツブンソウ 【 節分草 】



埼玉県両神村・3月7日撮影

 

明日からは春ですよと咲く

「福は内、鬼は外」と節分を迎えれば、明日からは暦のうえでは春になる。でも、野山での寒さはまだまだ厳しい。
セツブンソウはそんな節分のころから、雪が解けるといちはやく白い花を咲かせる。直径2cmほどの清楚な花には、東洋的な趣がある。
早春の花として、ブクジュソウはよく知られているが、このセツブンソウを知る人はあまり多くないようだ。でも、この花は日本固有の特産種である。石灰岩地帯を好む植物で、関東地方では秩父山麓に見られる。
今年は、ぜひこの花を撮りに行きたいものである。

(2001.2.1更新)

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