ヒメヤシャブシ
【 姫夜叉五倍子 】
鳥取県大山・5月
4日撮影
山にも春が来た
カ
バノキ科のハンノキのなかまには、春に黄色いひものような花
を垂れ下げるものが多い。ひものようなものは雄花の集まりで、この寝ぼけたような写真では見えないでしょうが、その下の方に小さな雌花も垂れている。同じなかまのヤシャブシより木が全体に小形で、花の集まりが細く、優しい感じがするのでその名が付いたという。木の高さは5mくらいで、山の崩壊地などの裸地にいちはやく生え出す。
この風変わりな花が咲き、小さな若葉が出始めると、山も春である。
(2003.
4.14更新)
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