ヤエムグラ 【 八重葎 】 

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東京都新宿区・4月18日撮影

藪や荒れ地に茂る

小倉百人一首には、「八重むぐらしげれる宿の淋しきに 人こそ見えね秋は来にけり」(恵慶法師)の和歌がある。ここに詠まれている「八重むぐら」とは、写真のヤエムグラではなく、季節も秋であることから、夏から秋に繁茂する蔓植物のカナムグラを指しているといわれている。名前が似ていて、蔓植物ときているので、どうもこんがらがってややっこしい。
写真のヤエムグラは、人家近くの藪や荒れ地、道端などによく見られる。花は4〜5月ころに咲き、直径1mmほどでとても小さいが、十字形をしている。四角い茎には細かな刺が下向きにいっぱい生え、ざらざらしている。これでまわりのものにひっかかって茎を伸ばす。葉は6〜8枚が車の輪のようになって付いていて、輪生の例としてよくとりあげられる

まるっきり関係ないけど、ヤフーオークションにはじめて出品してみました。なんの役にも立たない、誰も欲しがらないような、変なものなので、いまだ入札ゼロです。さびしいかぎりです。ご用とお急ぎでない方、くだらない物を集めるのが好きな方、お金が有り余っている方、衝動買いのクセのある方は、ひやかし半分でのぞいてみてやってください。ついでに勢いでご入札も…。このHPを見て来て、見事、落札してくださった方には、豪華粗品(?)のおまけを付けさせていただきますね。
では、よろしくお願い申し上げます。(^^)

(2003.4.30更新)

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