端正な青紫色
カキツバタは、野や山の湿地、池のまわりなどに生え、5〜6月ころに青紫色の花を咲かせる。アヤメのなかまのなかでは、ノハナショウブに似ている。でも、カキツバタの垂れ下がった外側の大きな花びら(外花被片)の元のほうには白い筋があり、ノハナショウブでは黄色い筋がある。また、葉はカキツバタのほうが広く、中央の主脈は出っぱっていない。
名前は「書き付け花」の意味で、昔はこの花を布にこすりつけて模様を染めたそうで、書き付け花が訛ってカキツバタになったという。
ここのところ、ネット・オークションにうつつをぬかしておりまして、こちらのほうの更新が滞ってしまいました。
(2003.5.30更)