キツネアザミ【 狐薊 】

山梨県南巨摩郡・５月１９日撮影

胡散臭いかな

放置された田んぼや畑の中などによく生え、５〜６月ころにうすいピンク色の薊のような花を咲かせる。でも花は色も形もどことなくパッとしない。草の高さは、ひょろひょろと５０〜１００ｃｍくらいになる。キツネという呼び名は、この草が、どことなく胡散臭い感じがするからなのだろうか。分類も、アザミ属ではなく、キツネアザミ属。
本来は田園地帯の草なのだろうが、先日、山手線の新大久保あたりの怪しげな所を歩いていたら、線路沿いの空き地に名前の見当も付かないような帰化植物といっしょになって、しっかり咲いていた。

（２００３．５．３１更新）

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