リンネソウ 【 リンネ草 】

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北海道 夕張岳 8月1日・撮影


リンネの名前を献じる

18世紀のスウェーデンの博物学者で、二名法により生物の分類体系を確立したリンネがこの花を大変好んだので、リンネの名前を献じて植物名が付けられた。
高山のハイマツの下や亜高山帯の針葉樹林の下などに生える。花茎の高さは10cmほどで、1つの花の長さも1cmほどと小さいが、草ではなく矯性低木で、細い茎が地面を這って広がる。
淡紅色の花は決して目立ちはしないが、きれいで可愛らしい。細い1本の花茎からその先に2つの花が並んで咲くので、日本では昔からメオトバナと呼ばれてきた。

2003.8.22更新

 

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