クチナシ 【 山梔子 】


東京都小平市 都立薬用植物園 ・12月撮影

実は黄赤色に熟す

クチナシの白い花は、 梅雨のころに咲き、甘く強い香りを放って、魅惑的な美しさを漂わせる。♪い〜までは指輪も まわるほど…♪と歌い出す渡哲也の歌なくして、わたしはこの花をイメージできない。 “おまえのような白い花”も、冬になると、 その実は深みのある黄赤色に熟す。“くちなし色”とはこの実の色である。
 古来から染料や民間薬となり、最近でもたくあんやきんとんなどの食品を染める天然色素として使われている。インスタントラーメンのめんに含まれていることもあるから、こんど成分表を見てみよう。(マルちゃんは使っています。)
薬用に用いる一重咲きは、本州中部以南の山地に自生していて、挿し木でふやすことができる。

年内の仕事がほぼ終わって、ホッとしたのか、風邪をひいて少し寝込んでしまった。風邪が治りかけたころ、ヘマをやらかしてふくらはぎの肉離れをおこしてしまった。これはけっこう痛くて一日二日はまず歩けない。ヤバそうな感じだったので医者に行こうとしたのだが、保険証がない。健康保険に加入していないわけではない。ちゃんと払ってます、少々。やっと見つけたと思ったら有効期限が今年3月で切れているではないか。そういえば最近使っていないなあと思いながら、もう探すのやめて、ひたすらふて寝していた。今日は足を引きずりながら、何とか事務所には出てきた。でも、全然仕事ヤル気なし。困ったもんだ。酒でも飲みに行こっと…。

(2001.12.10更新)

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