ヒュウガミズキ 【 日向水木 】

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神奈川県相模原市橋本 3月21日・撮影

鮮黄の花房

3〜4月ころ、葉の出る前に鮮やかな黄色い花を咲かせる。庭や公園、道路沿いなどに植えられる落葉低木で、高さは2〜3mくらいになる。本州(中部と近畿)、四国(高知)、九州の山に自生しているといわれているが、あまり見かけないそうで、名前の日向(宮崎)には自生していないといわれていたが、近年見つかったようである。花は短めの穂状花序で2〜3個の花をつり下げる。花材にもよく使われるので、その道の人にはよく知られた春の花木といえよう。
似ている花に、トサミズキやコウヤミズキがあるが、そちらは花序が長くて、一房につく花の数もたいぶ多い。

(2004.3.30更新)

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