オキナグサ【 翁草 】



東京都小平市 薬用植物園 3月27日・撮影




山梨県大泉村 5月29日・撮影
穂はもっと白く毛羽立ったようになる。

白い綿毛で毛深い
日当たりのよい山の草原や礫地,河原などに生え,4〜5月ころ,鐘形で下向きに開く花を咲かせる。花びらのように見えるのは萼片で,内側が暗赤紫色で,外側は白い毛でおおわれている。葉や茎も白い毛が生えていて,まさに全身毛深い。花のころは高さ10〜15cmほどだが,花が終わって果実の穂ができるころには30〜40cmほどになる。白い穂が翁の白髪のように見えるので,その名が付けられたという。
(2005.3.27更新)

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