キュウリグサ 【 胡瓜草 】

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長野県北安曇郡 4月11日・撮影

きゅうりの匂いがする

畑や道ばたによく生えている雑草なので、そのうち撮らなければと思いながら、毎年なんとなく逃してしまう花のひとつだった。今年は真面目に撮ったが、ないせ花の直径が2mmほどで、草の高さも10cmくらいの小さな花なので、意外に難しいというか、難儀する。地べたに這いつくばってハアハアいいながら撮ったのに、結果はご覧の通りどうもパッとしない。5月ころまで花は咲いているが、そのころともなると茎が四方に伸びきって、なんともまとまりのない姿になってしまう。要するに、また来年なのである。
花序はつぼみのうちは巻き貝のように丸まっていて、可愛らしい。葉をもむとキュウリのような匂いがするので、その名が付いたという。ムラサキ科、タビラコ属。

(2004.4.21更新)

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