オオカメノキ 【 大亀の木 】(ムシカリ)





群馬県 草津白根山 5月10日・撮影

葉が亀の甲羅,虫喰われ
別名ムシカリともいう。「虫喰われ」が訛った呼び名だそうだ。亀の甲羅のような形の葉が虫に喰われていることがよくあるからだろう。葉の大きさは15cmくらいまで大きくなる。葉脈部がへこんでいてしわしわがある感じ。花序の直径は6cmくらい。木の高さはふつう4mくらい。北海道から九州まで分布する。山の林に多く,見栄えのよい花と葉なのだが,写真にするとなると,まとめるのが意外に難しい。装飾花の裂片は5枚で,ほぼ同じ大きさをしているのが特徴。
似ているものにヤブデマリ,カンボクがある。

ヤブデマリ カンボク
(2006.5.20更新)

表紙へ    花手帖1(1月〜6月)  花手帖2(7月〜12月)

inserted by FC2 system