ユキザサ 【 雪笹 】





東京都西多摩郡檜原村 三頭山 5月下旬・撮影

花は両性花
山地や深山の林の下に生え,5〜7月頃,小さな白い花を円錐花序に咲かせる。花が雪のようで,葉が笹に似ているのでその名が付いたという。草の高さはふつう20〜40cmくらいだが,場所によってはもっと大きくなるものもある。
さらに大きめで似ている種類に,ヒロハノユキザサとオオバユキザサがある。ユキザサは両性花で,ヒロハノユキザサは単性で雌雄異株。とはいっても,雄花には退化した小さな雌しべが残っていてまぎらわしい。でも,花柱はほとんどない。オオバユキザサは40〜70cmくらいもあり,明らかに大型である。三頭山ではユキザサとオオバユキザサがすぐ近くに咲いていた。
(2006.5.29更新)

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