クワガタソウ 【 鍬形草 】
東京都檜原村三頭山 5月下旬・撮影
兜の鍬形から
山の林の中に生える多年草で、5〜6月ころ、淡紅白色で赤紫色の筋のある花をまばらに咲かせる。花の大きさは直径8〜13mm、草の高さも10〜20cmくらいで、地味な花だが、左右にバランスよく広がった対生の葉が、この花を印象づけているような気がする。名前は、果実につく萼の形が、兜の鍬形に似ていることから付いたという。花冠は、切れ込んでいて4枚に見えるが、元のほうでくっついていて筒状になっているので合弁花類。ゴマノハグサ科。(科名をもう少しきちんと覚えないといけないな、オレ。)
(2004.6.9更新)
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