日本特産で,ニホンカモシカという。本州以南の高山の岩場にすみ,草や木の葉を食べる。雄にも雌にも2本の角がある。かつては“山のおやじさん”と呼ばれ,特定の山奥や高山でないとなかなか見られなかったが,最近は意外な低山なのでも出っくわすことがあるそうだ。写真のカモシカは,まだ若いのか,雌なのか,夏毛だからか,よくわからないが,体があまり大きくなく,でっぷりしていなかった。 いつもは持って行っても使うことがないままの望遠ズームレンズだが,持ってきてよかったと思った瞬間だった。安くて,軽くて,コンパクトな,EFS55-250mm(35mm換算約400mm)の手持ちで,これくらいは撮れるのだから,私には十分である。山へ行くときにはいつも置いていったのだが,これでまた荷物がふえることになりそうだ。 |
(2011.7.27更新) |