葉にも魅力あり

高山植物としてはおなじみの花だが、山地から亜高山帯の湿原など、意外に広い範囲に生えている。高山植物は、草丈の小さいものが多いが、コバイケイソウは大きいほうで、高さは５０〜１００ｃｍくらいになる。
写真の花はまだ咲き始めで、これから左右の花の穂がもう少し伸び、小さな白い花がいくつも開く。この植物は、花もさることながら、葉脈が目立つ葉の姿形に魅力があると思う。
似た植物のバイケイソウは、高さが６０〜１５０ｃｍになり、山地の林の下や湿った草原に生える。

（２００３．７．３０更新）