クルマユリ 【 車百合 】

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新潟県妙高山黒沢池 ・7月23日撮影

 

高山のお花畑を彩る

クルマユリの花は、日本の高山植物の代表によくあげられる。花は鮮やかな橙赤色で、草丈も30〜70cmほどになり、高山や山地の草原に点々と咲く。ほかの高山植物と入り混じって、色とりどりのお花畑をつくるようすは、なかなか壮観である。
クルマユリという名は、写真の右下の葉のように、茎の中ほどの葉が車のように丸く輪になって付くことから名付けられている。平凡なようだが、覚えやすくて忘れにくく、いい名前のような気がする。
白馬岳中腹の大出原ではクルマユリの大群落が見られ、それは見事なお花畑になっている。ここを訪れたのは12年前で、下の息子Sはまだ6歳だった。こいつが、今年中に父親をさしおいて、生意気にも、日本百名山を達成するつもりらしい。クソッ! だが、白馬岳に登ったことをほとんど覚えていないそうだ。6歳では、まあ、そんなもんかも知れないな。

(2002.7.31更新) 

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