オタカラコウ【 雄宝香 】 |
山地から高山の沢のそばや湿地に生え,群落をなすこともある。草の高さは1〜2mくらいで大きい。黄色の花を総状につけ,花びらは5枚以上ある。似ている種類に,花びらが3枚までで,全体の印象が女性的なメタカラコウがあるが,高山にはなく,主に山地に生える。 タカラコウ(宝香)とは,竜脳香のことらしく,根茎に香りがあるそうだ。まだ確かめたことはない。この草に出会うような場所は,だいたいひたすら歩かなければならないような所が多い。根っこをチョットほじってみるような余裕もないのである。 写真上は,昨年の夏山登山のもの,写真下は1999年の撮影。 このHPの写真はできるだけ今年の撮影を載せたいとは思っていますが,なかなかそうもいきません。去年撮影したものだったり,ときにはもっと古いものを引っぱり出してきて日の目を見せてあげることもあるのです。 |
(2007.8.11更新) |