●2016年夏山登山・北アルプス白馬岳

白馬岳 【 しろうまだけ・2932m 】 



長野県北安曇郡白馬村(はくばむら)  2016年8月7日・撮影





長野県北安曇郡白馬村 (杓子岳頂上付近から白馬岳を見る。)  2016年8月7日・撮影




杓子岳 【 しゃくしだけ・2812m 】 



長野県北安曇郡白馬村 (右が杓子岳頂上、奥は白馬岳。) 2016年8月7日・撮影




鑓ヶ岳 【 やりがたけ・2903m 】



長野県北安曇郡白馬村 (杓子岳より鑓ヶ岳を見る。遙かに尖った山は剣岳。) 2016年8月7日・撮影



村の名前は白馬(はくば)村、JRの駅の名称も白馬(はくば)駅、でも山の呼び名は白馬(しろうま)岳です。地名や施設名などの固有名詞で「白馬○○」などと付いているときは、もちろん正しい呼び方はそれぞれあるのでしょうが、さてどっちだろうと思うことはよくあることで、まあそのへんのところは適当に呼んでいるような感じ…。
昭和43年、白馬駅に名称が変わったとき、「ハクバ」という呼び方は、すごく目新しくてユニークでカッコイイ響きがあったことを憶えています。でも、今ではなぜか特別新鮮な感じは全然しませんね。まあ、アレから40数年も経っているんだから、当たり前田のクラッカーか…。

もう、テント担いでの縦走登山など体力的に無理だとわかっている。それなのに、やっぱり行きたい、行ってみたいと思う。行くだけ行ってみて、ダメだったら引き返してくればいいと、気楽に考えて出かけた。でも、実は3000m級の登山ではこれが結構危ない。ダメになったときは自力では引き返せないのだから…。まあ、わかっちゃいるけどやめられないのである。
もちろん、天気が安定するのをじっと待って登山期間をねらい撃ちした。荷物を徹底的に軽量化した。(だから280gの三角ツエルトで我慢。)持って行く食料、特に酒は最小限にした。(要するに山小屋でしょうがない高いのを買うのだ。)だから軍資金はたっぷり持っていかなければならない。(でも、それは現実には難しい、というか不可能だ。)
そんなこんなで、結局、栂池高原からゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで栂池自然園まで行き、標高差990mを1920円で買い、白馬三山を目指した。(なんだ去年と同じというか、去年のリベンジなのである。)
1日目は白馬乗鞍岳→白馬大池テント場泊。2日目は小蓮華山→白馬岳→村営頂上宿舎テント場泊。3日目は清水岳ピストン。4日目は迷いに迷った結果、縦走はあきらめて、杓子岳→鑓ヶ岳ピストン。5日目は白馬大雪渓を猿倉に下山。
5日間、雨には1滴も降られなかった。全部テント泊。食料は酒以外全部自前。撮った写真が3500枚。最高の登山でした。まだ行けるぜ!
 (2016.8.15更新)





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