テンニンソウ 【 天人草 】






静岡県 愛鷹山(越前岳) 9月5日・撮影


山の草原や林の縁などに生え,8〜9月に薄黄色の花を穂状に咲かせる。富士山麓の愛鷹山(1504m)では,日当たりのよい草地や林の中のやや日陰のような場所にも群生していた。草丈は,長野県の山などで見かけるものよりだいぶ小さいような感じがした。この植物の特徴は,茎の断面が四角い形をしているということだが,それよりも“天人草”というその名前である。写真の正面に見えるのは駿河湾である。
(2009.9.15更新)


表紙・Topへ(最新/New)    バックナンバー 花手帖1(1月〜6月の花)  花手帖2(7月〜12月の花)

inserted by FC2 system