イヌタデ 【 犬蓼 】

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長野県松本市 崖温泉 9月28日撮影


赤まんま

ままごとごっこで、この実は赤いご飯にされた。だから、赤まんまの名前のほうがなじみがあるのかも知れない。
畑や道ばたなどによく生え、夏から秋に赤い花の穂をつける。実になっても同じように濃い赤色をしているので、たくさん生えているところでは、一面が赤色になり、思わず目をひかれる。
蓼食う虫も好きずきの本物のタデ(ヤナギタデ)の葉には辛みがあるが、このイヌタデにはない。そのため、人の役に立たない似て非なるものの意味で、名前にイヌがついたのだろう。

2003.10.4更新



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