似ている種類:コウシンヤマハッカ
ハッカの香りはないが
野や山の日当たりのよい草原や林の縁に生え、秋に青紫色の長さ7〜10mmほどの花をつける。シソ科ヤマハッカ属の花で、このなかまは似たものが多いので区別に困る。でも、ヤマハッカは北海道から九州までに分布し、ふつうに生えている秋草なので、よく見かける種類といえる。
草の高さは80cmくらいになるが、よく育ったものは上部で枝分かれが多くなり、全体の形の印象はだいぶちがうような感じがする。葉にハッカのようなスーとするにおいや味はまったくない。ハッカはシソ科ハッカ属でなかまが異なる。
(2003.10.12更新)