サキシマスオウノキ 【 先島蘇芳木 】
沖縄県八重山郡竹富町(西表島) (仲間川遊覧船終着点) 2014年11月17日・撮影
沖縄県八重山郡竹富町(西表島) (仲間川遊覧船終着点) 2014年11月17日・撮影
ヤエヤマヒルギシジミ(貝殻・標本) 【 八重山紅樹蜆 】
沖縄県八重山郡竹富町(西表島) (仲間川遊覧船内) 2014年11月17日・撮影
板状になった根が幹の地上部分から出て、曲がりくねりながら四方に張り出している。その奇っ怪な姿は、見る者を奇妙な世界に引きずり込む。そして圧倒する。マングローブ林よりやや内陸側の湿地に生育し、木の高さは5〜15mになる。
このサキシマスオウノキの巨樹は、仲間川遊覧船の終着点に生えていて、樹齢400年といわれている。だが、サキシマスオウノキには年輪がないそうだ。遊覧船に乗らなければ、この木を見に行くことはできない。見るものといえば、マンブローブとこの巨木と流れのほとんどない川しかないのだが、船長兼ガイドの説明が、何ともいえずとぼけていて面白かった。
私の乗った船にはなぜが女の人やカップルが多かったのだが、男性ガイドの巨大ヤエヤマヒルギシジミ(大きさ約15cmの貝)を食った話の説明はなんともおもしろかったが、果たして真意はどこまで伝わっていたのだろうか…。オイラはじっと笑いをこらえていた。そして、船を下りてから、居たたまれず、一人でクスクス、ゲラゲラ笑ってしまったぜ。
(2014.11.30更新)