トックリキワタ 【 徳利木綿 】



沖縄県那覇市松尾(開南交差点)  2016年11月10日・撮影

酔っぱらいの木

南アメリカ中南部原産の落葉高木で、高さは20m位になる。沖縄では街路樹や公園樹として植えられている。11〜12月頃、葉が散った後(葉が出る前?)に、直径12〜15cm位のピンク色の花をおびただしいほどたくさん咲かせ、そして惜しげもなく樹下に散らす。
幹の元の方が徳利のようにふくらみ、果実の中からは白い綿が出てくるので、その名がついたという。ボリビアではトポロチ、ブラジルではパイネリア、スペイン語圏ではパラボラッチョ(酔っぱらいの木)といわれ、沖縄では「南米ざくら」と呼ばれたりする。
沖縄のボリビア移民と関わりの深い熱帯花木である。
 (2016.11.13更新)






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