サワフタギ 【 沢蓋木

11SAWAFUTAGI-M.JPG - 30,981BYTES

新潟県奥只見湖 銀山平・10月19日撮影

 

瑠璃色の実

山で、沢沿いの林の縁などによく生えている落葉低木で、高さは2〜3mくらいになる。秋は、赤い実ばかりが目立ち、人目を惹く季節だが、そのなかでこのサワフタギの実の瑠璃色は異彩を放っている。あまりにも深くつややかな青色は、どこかエキゾチックな人工的な色彩さえ漂わせている。実の大きさは、長さ6〜7mmで、やや細長い球形をしている。
枝がよく分かれて伸び、沢をふさぐように茂ることからその名がついたという。葉が散ってからも実が残り、その頃のほうが写真としては落ち着いた趣が出るのだろうが、それだけまとめるのも難しくなる。

(2002.11.11更新) 

表紙へ    一覧へ

inserted by FC2 system