もちろんNAHAマラソンに出場したわけではない。
沖縄を旅行していて、たまたまレースの日に那覇にいたので、暇だし見に行った。
写真は、国際通りの松尾三差路付近で、スタートから２kmほどの地点。先頭集団はすごいスピードだった。あっという間に走り去っていった。
後から調べてわかったのだが、中央には優勝したゼッケンナンバー６番の仲間孝大、一番左には２位になった23番の早坂光司、左から３人目には３位入った池田泰仁(38番)が写っている。４位(５番)、５位(１番)の選手も写っていて、いちばん右のＡ71番の選手は、なんとオイラと同じ宿に宿泊していたらしい。結果は44位だったそうだから、スゴイ。
おまけに右から３人目には一人コスプレランナーも頑張っているではないか。われながらいい写真が撮れたような気がした。
NAHAマラソンは、アップダウンの多い過酷なコースで有名だが、それ以上に仮装したコスプレランナーが多いことでも知られている。
この日は最高気温27℃の夏日で、約25000人のエントリーで、約15000人が完走し、完走率約60％だったそうだ。制限時間は6時間15分だそうだが、42.195kmを走る人は、歩き遍路でも１日30kmが限界の私から見たら、超人というか、“怪物”だ。
だが、颯爽と走るランナーを見ていると、なぜか走ってみたくなる。抑えがたい愚かな願望と空しい羨望がわき上がってくるから不思議だ。もちろん年寄りの冷や水であることは百も承知している。
　　　　　　　（２０１８．１２．０５更新）