呉・松山・道後


愛媛県松山市 松山観光港で 呉・松山フェリー 1月19日・撮影



広島県呉市 呉・松山フェリー 呉港から瀬戸内海へ 1月19日・撮影



愛媛県松山市 呉・松山フェリーの船内 1月19日・撮影




愛媛県松山市 道後温泉駅で 坊ちゃん列車 1月19日・撮影




愛媛県松山市 道後温泉本館 1月19日・撮影



愛媛県松山市 道後温泉本館番台 1月19日・撮影


ちょっと用事があって愛媛の松山へ行ってきた。毎度おなじみの青春18きっぷを一部使った旅だが,呉からフェリーで松山へ渡ってみた。天気がよく,ゆっくり,のんびり,まったりの船旅はわずか2時間ほどだったが,最高だった。瀬戸内を船で行くなんて,もしかしたら高校3年生のときの宇高連絡船以来かも知れない。
用事が済んだあと,三度目の正直でやっと道後温泉本館に入浴できた。いつもここに来るときは決まって時間がない。もちろんいちばん大衆的な1階の神の湯400円に入った。いい湯だった。タイミングよく坊ちゃん列車も走っているのを見た。
そして,松山から予讃線の普通列車を乗り継いで瀬戸大橋を渡り,なんと6時間以上かけて夜の10時過ぎにやっと岡山にたどり着いた。特急なら2時間半の道のりである。ほんとうにバカである,わたしは。いや,ほんとうに貧乏なのである。その夜は,はじめて駅近のカプセルホテルというものに泊まってみようと思っていた。しかし,着いたときは,もうクタクタで,1泊3680円のシングルにあえなく変更。なにを隠そう前夜も,広島でバックパッカー用の1泊2500円のホステルに予約しておいたのだが,やはりクタクタで,おまけに外国人ばかりで,相部屋だからこれはちょっと落ち着かないなあと,急遽シングルに変えてもらったのだった。それでも1泊3700円。
最後の日は,18きっぷの使用期限の最終日だったので,何としてもその日のうちに東京まで帰らなければならなかった。岡山を朝8時ごろ発,普通列車と新快速をひたすら乗り継いで,なんと夜の8時半ごろに東京に着いた。およそ12時間である。新幹線なら3時間半である。途中駅の待ち合わせ時間内に,豊橋駅でネギラーメン,わがふるさと静岡駅では天ぷらうどん食べた。かき揚げではなく,えび天が2匹も入っていた。つゆは黒々とした醤油だし。店は東海軒だった。ああ,懐かしい。立ち食いうどんを食べながら,涙が出そうになった。旅の目的はきちんと果たせた。その結果のほうも何とかよい方に向かっているようだ。よかった。
しかし,次の日から,鼻はぐじゅぐじゅ,頭はボー,からだじゅうだるくて背中が痛い。ついにダウンである。風邪のようだ。バカは風邪引かないの言葉通り,本当にこの10年ほどはまったく風邪を引いたことがなかったのに,ついにダウンした。PL飲んでただひたすら寝ていた。丸24時間は寝ていた。最近,なんとなく,何といったらよいのか,人生に気が抜けたようなところがある。しばらくは,それはそれでまあいいだろうと,自分を勝手にさせている。
(2009.1.27,28更新)

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