珍客1羽
犀川ダム湖(白鳥湖)に、珍しいカナダヅルとやらが来ていると、先日の朝のTVで見たので、ついでに見物に行ってきた。ところが、またしてもやってしまった。用意しといた望遠レンズを持って行くのを忘れてしまったのだ。ははは・・・。しょうがねえ、コンパクトデジカメの望遠ズームで撮ってみた。手持ちで、ピントも、露出もありゃしない。至って簡単、ちょちょいのちょいである。でも、それなりには写るんだなあ。 カナダヅルは、北米やシベリアで繁殖するツルで、米国南部やメキシコなどで越冬するので、日本に飛来するのは珍しいそうだ。まあ、どこでどう迷ったのか、何をひねくれたのかすねたのか、1羽だけ来ていた。ハクチョウやカモに混ざって、水辺や川底のえさをしきりに食べていた。落ち着いた様子で、さすが単身日本に乗り込むだけあって、かなりいい度胸をしているというか、悟りきったご様子だった。でも、なかなか首を上に向けていいポーズをとってくれない。羽根を広げたのは、これ1枚しか撮れなかった。もっとも、わたしは30分くらいしかいなかったが。 体長95センチ前後で、全身が灰色で頭頂部が赤い特徴がある。
(2004.2.2更新) |