カナダヅル 【 加奈陀鶴 】

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長野県南安曇郡豊科町犀川 1月31日・撮影
 

珍客1羽

犀川ダム湖(白鳥湖)に、珍しいカナダヅルとやらが来ていると、先日の朝のTVで見たので、ついでに見物に行ってきた。ところが、またしてもやってしまった。用意しといた望遠レンズを持って行くのを忘れてしまったのだ。ははは・・・。しょうがねえ、コンパクトデジカメの望遠ズームで撮ってみた。手持ちで、ピントも、露出もありゃしない。至って簡単、ちょちょいのちょいである。でも、それなりには写るんだなあ。
カナダヅルは、北米やシベリアで繁殖するツルで、米国南部やメキシコなどで越冬するので、日本に飛来するのは珍しいそうだ。まあ、どこでどう迷ったのか、何をひねくれたのかすねたのか、1羽だけ来ていた。ハクチョウやカモに混ざって、水辺や川底のえさをしきりに食べていた。落ち着いた様子で、さすが単身日本に乗り込むだけあって、かなりいい度胸をしているというか、悟りきったご様子だった。でも、
なかなか首を上に向けていいポーズをとってくれない。羽根を広げたのは、これ1枚しか撮れなかった。もっとも、わたしは30分くらいしかいなかったが。
体長95センチ前後で、全身が灰色で頭頂部が赤い特徴がある。

(2004.2.2更新)

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