ネコヤナギ 【 猫柳 】

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栃木県 星野自然村 2月15日・撮影

銀色の猫の尻尾

ネコヤナギは山や平地の川沿いに生え、早春に猫の尻尾のような銀白色の毛でおおわれた花芽をつける。雌雄異株で、どちらの花芽も銀白色のころは長さは3cmくらいだが、暖かくなって水もぬるむころになると、赤や黄色の小さな花をたくさんのぞかせ、花穂はもう少し大きくなる。ネコヤナギのなかまには、似ている種類がいくつもあるが、種名をネコヤナギというこの種類は、やはりふわふわの毛におおわれたこのころがいちばん可愛らしいのかもしれない。いよいよ光の春が訪れてきた。

(2004.2.18更新)

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