コシノコバイモ 【 越の小貝母 】


新潟県長岡市 雪国植物園 4月8日・撮影

コバイモのうち,花弁の縁にぎざぎざがあり,内面の中脈にそって突起があるものをコシノコバイモといって分ける。名前は,越後(新潟県)のコバイモの意味で,新潟,福島,静岡県に見られる。山の林の中に生え,3〜5月に小さなユリのような花を茎の先に1個咲かせる。花の大きさは1.5cmくらいで,草の高さは10〜15cm。ユリ科,バイモ属で,クロユリとは姉妹のような間柄。
(2008.4.15更新)


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