ハクサンチドリ 【 白山千鳥 】
長野県 栂池自然園 7月上旬・撮影・撮影
紅紫色の千鳥
亜高山帯から高山帯の草地に生える高山性のランで、6〜8月ころに、濃い紅紫色の花を咲かせる。草の高さは、似ているテガタチドリやノビネチドリよりだいぶ小さく、10〜40cmくらい。これらの3種の中では、各花被片の先がもっとも尖って伸びているので、まさにチドリが飛んでいるように見える。別名はシラネチドリ、また葉に暗紫色の斑が入ったウズラバハクサンチドリや、白花のシロバナハクサンチドリなどの変種もある。13日、関東甲信、近畿地方が早くも梅雨明けしたそうだ。ああ、夏山が呼んでいるぜ。
(2004.7.13更新)
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