ノビネチドリ 【 延根千鳥 】
長野県 栂池自然園 7月上旬・撮影
葉の縁が波状
山地から亜高山帯の草原や明るい樹林下や縁などに生え、草の高さは30〜60cmくらいになる。5〜7月ころ、ラン科独特の形をした淡紅紫色の花を、穂状に咲かせる。似ているものにハクサンチドリ、テガタチドリがあるが、このノビネチドリの葉の縁は波状にはっきりと縮れているのが特徴。また、3つのうちでは、もっとも標高の低いところに生えている。
(2004.7.13更新)
表紙へ 花手帖1(1月〜6月) 花手帖2(7月〜12月)