オガラバナ 【 麻幹花 】

新潟県 妙高山 7月23日・撮影

下りで見つける木の花

夏山シーズンのころ、深山から亜高山帯あたりの林の縁などで、このオガラバナの花をよく見かける。カエデのなかまでは、めずらしく立ち上がった穂のような花を咲かせる。花序の長さはおよそ10cmくらいになる。葉は掌の形に5〜7裂し、大きさが8〜15cmくらいになるので、よく目立つ。ただし、登山での上りは、どうしても下ばかり見ながら歩くので、草の花はよく見つかっても、木の花は意外に見過ごしてしまう。そして同じ道を下りてきたとき、へえ〜、こんな木の花も咲いていたんだと見つけることがよくある。登山とはおもしろいものだ。上をめざして登っているときは下ばかり見ていて、下へ下りてくるときは上がよく見える。先日、この木の花を見かけたのも、まさに下山中だった。
麻幹(おがら)とは、皮をはいだ麻の茎のことで、盆の迎え火や送り火に燃やす。材が麻幹のように軟らかいことからその名がついたという。

ソガさんって、やっぱすごい女だ。二十数年はダテじゃない。いきなり思いきしブッチュだもんな。ジェンキンスさんがあわててた。あの一発で決まりだな。もうジェン爺が北へ帰る理由なんか何もないだろう。アメリカに帰る理由はあっても…。子は親のいるところにいるだろう。

(2004.7.9更新)

 

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