オオバギボウシ 【 大葉擬宝珠 】

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山梨県 櫛形山 8月5日・撮影

山菜のウルイ

ギボウシのなかまは種類が多く、しかも地域によって変異がはげしく、さらに栽培品種もあるので、見分けが難しく、なんとも困る。オオバギボウシは、花茎の高さが50〜100cmくらいになり、葉も長さが30〜40cmと大きいので、それほど迷わないが、でも実のところは、いろいろの変種や品種があるらしい。高原や山の草原、ときには林の縁などにも生えていて、要するにどういう場所が好きなのかよくわからない。花は6〜8月ころに咲き、白色から淡紫色まである。トウギボウシともいう。
春先の若葉の柄はウルイと呼ばれ、おいしい山菜として有名。

(2004.7.20更新)

 

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