荒沢岳　（1968.7)

新潟県魚沼市（旧・湯之谷村）　荒沢岳・前嵓（左奥が荒沢岳頂上。）　８月２３日・撮影

新潟県魚沼市　荒沢岳（頂上直下の最後の岩場。左側をへつるように登る。）　８月２３日・撮影

軽い気持ちで出掛けたのだが，鎖と梯子が続く急な岩場がかなりあり，しかも２つのピークを越えていく尾根路コースなので，登りに時間がかかり，すごく苦しい登山になってしまった。
早朝(深夜？）３時に家を出て，休日１０００円の高速をニッコリ使って関越道小出ＩＣまで行き，奥只見シルバーラインを通って，銀山平の登山口から午前７時には登り始めた。だが，日頃の不摂生がたたり，まるっきり歩けない。汗がやたらたくさん出る。息が切れる。胸が苦しい～。おまけに眠い～。本当に２度ほど引き返そうかと思ったが，結局ケツを叩かれながらなんとか登ってしまった。頂上に着いたのは午後の１時過ぎ。そそくさと昼飯のおにぎりとカップヌードルを食べ，すぐに下山したが，岩場は下山のほうが怖かった。ほとんど後ろ向きのへっぴり腰で下りた。とにかく道が長かった。標高差も１２００ｍ。登山口の駐車場に着いたのは夕方の５時半だった。いやはや時間的に危ないところだった。でも，岩場で落ちなくてよかったなあ。安全第一，それにしても歩くのが遅過ぎる（オイラ）。
近くの銀山平温泉に入り，東京へ日帰りとなった。懐かしの湖山荘も，銀山平も，知ってはいたが昔とはあまりにも様変わりしていた。まさに諸行無常である。道路わきに並べただけのポリ浴槽の源泉露天風呂も，もうないそうだ。高速道路は覚悟はしていたが，やはり大渋滞。強烈睡魔に襲われ，２度ほどＰＡで爆睡。家に着いたのは，夜中の１２時半，結局ひとり運転でした。缶ビール半分飲んだだけで，バタンきゅうとなった。
２日後の本日，足が筋肉痛で棒になっている。もう，若くなんかないのだから，歳相応にしたほうがよいと思いますが…。

（２００９．８．２５，２６更新）