オオヒョウタンボク 【 大瓢箪木 】
長野県 鹿島槍ヶ岳 9月15日・撮影
ふたつがくっついた実
赤い実が、ひょうたんのようにふたつくっついているので、その名がある。亜高山帯から高山帯の沢筋や雪渓のまわりなどに生える落葉低木で、高さは1〜2mくらいになる。冷池(つべたいけ)小屋から鹿島槍へ向かう稜線の窪地のようなところに、それは見事なこの木がある。花は7〜8月ころに、白いスイカズラのような花を咲かせる。でも、やはりこの木はなんといっても、このふたつがくっついた赤い実が見ものなのである。
(2004.9.29更新)
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