ウラジロタデ 【 裏白蓼 】

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長野県 北アルプス鹿島槍ヶ岳 9月15日・撮影

葉の裏がポイント

高山に生えるタデの仲間には、ウラジロタデ、オンタデ、オヤマソバなどがあり、どれもよく似ている。でも、このウラジロタデは、葉の裏に白い綿毛が生えていて、白く見えるので区別できる。やはり、葉をめくってみないとダメなのです。
高山帯の砂礫地や崩壊地などによく生え、高さは30〜100cmくらいになる。だが、花が地味なので、ほとんど注目されない。雌雄異株で、写真は雌株だと思う。赤っぽく見えるのは、花ではなく若い果実だろう。本州中部以北と北海道に分布している。
別名をウラジロイタドリともいうが、全体の姿形からはそちらの名のほうが当たっているのかも知れない。

(2004.9.6更新)

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