カメバヒキオコシ 【 亀葉引起し 】
長野県 餓鬼岳 8月24日・撮影
葉が亀のような形
山地の林の縁などに生えるシソ科の野草で、高さは50〜100cmくらいになる。8〜10月ころ、淡青紫色で長さ1cmくらいの唇形花をたくさんつける。葉が亀のような形をしていることから、その名が付いたという。葉の先端が切れ込み、亀の尾っぽのように伸びているのが特徴。写真の葉の尾はちょっと太く、もっと細く伸びているのがふつうなのだが、自然はこういったことにはけっこういい加減で、画に描いたようにはできていない。
(2004.10.18更新)
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