マルバシャリンバイ 【 丸葉車輪梅 】
神奈川県横須賀市天神島 11月・撮影
初冬の海岸に黒い実
海岸に生える常緑低木で、高さが2mくらいになる。秋から冬に黒紫色で直径1cmくらいの実がなる。葉の形が丸いのが特徴で、葉の細長い種類を単にシャリンバイと区別する場合が多い。庭園や都会の街路樹の根じめとしてもよく植えられる。名前は、葉が車輪状に出て、4〜5月ころに咲く白い5弁の花がウメによく似ていることから付いたという。でも、花の大きさは1〜1.5cmくらいで、ウメよりはだいぶ小さい。樹皮は大島紬の染料に使われる。
(2004.12.13更新)
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