神奈川県横須賀市佐島 11月・撮影
赤い種子が出る
暖地の海岸近くによく生える常緑小高木で、高さ3mくらいになる。晩秋から初冬に黄色く熟した果実が裂け、中からねばねばした赤い種子が出る。雌雄異株で、5〜6月ころに直径2cmくらいの白い5弁の花が咲き、よい香りがする。公園や生垣などにも植えられている。ハマユウ自生地の北限とされている天神島から国道134号線まで歩いた。そのとき、道路脇に果実と種子の両方がうまいぐあいに並んでいるのを見つけた。おだやかなすばらしい好天だった。
(2004.12.9更新)
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