オオシラビソ 【 大白檜曽
】 |
アオモリトドマツ |
別名,アオモリトドマツ。東北へ行けば,大学の専門の先生も,オオシラビソなんていわないで,アオモリトドマツと呼ぶ。本州の青森県八甲田山から中部地方,西限は加賀白山の亜高山帯に生える。高さ25〜30mになる常緑高木だが,森林限界近くに生える木は,高さ2mくらいにしかならない。 葉は短く密につくので小枝の軸が見えない。葉の先は凹状〜円形になる。葉の裏側には,白い気孔帯が2本ある。球果は黒紫色で長さ6〜9cmで,苞鱗は現れない。これらがシラビソとの区別点になる。 |
(2005.12.29更新) |