コマクサ駒草   燕岳(2763m)



長野県安曇野市 燕岳(奥は槍ヶ岳) 2015年7月11日・撮影





長野県安曇野市 燕岳 2015年7月11日・撮影



燕山(えんざん)荘までは何度か行ったが、燕(つばくろ)岳の頂上まで登ったのは、なんと25年ぶりだった。
朝7時、車で中房温泉登山口に着いたところ、駐車場はすでに完全満車。まさかのウッソーである。信じられない。土曜日とはいえ、夏休み1週間前(長野県の小学校では約2週間前)である。
登山者の車が朝の静けさの中で右往左往している。オイラもチョット慌てた。一応一番上から全部見てきたが、登山者用駐車場はヴィッツでも1台の空きもない。結局、有明荘よりさらに下まで戻り、路上駐車。でも、ぎりぎり白線の外側だよ〜ん。(もちろんとういか当然のことながら、中房温泉のだだっ広い駐車場はガラガラ…)
 (*翌週現地に行った人の情報によれば、道路脇にはロープが張られ、路上駐車は物理的にできないようになっていたそうだ。そのかわり乗り合いバス・シャトルバスが出ているそうだ。)
山は梅雨の合間の最高の晴れ日だった。7時半頃から歩き出して、“亀さん登山”は燕岳の頂上に着いたのが午後2時。(それにしても遅すぎます。)ベンチや小屋では必ずきちんと休憩したり食事したりして、(それにしても休憩多すぎます。) 無事中房温泉に下山したのは、夕方というよりはもう夜といってもいい午後7時に近かった。本当にもう誰も歩いていなかった。いたのはサルだけだった。夕闇と競争するかのような下山だったが、なぜか慌てもせず、焦りもせずに、いたって落ち着いた、とてもいい感じだった。
でも、登りでは、2度ほど「だいじょうぶですか?」と声をかけられてしまった。婆さんに。よほどしんどそうに見えたのだろう。胸は確かに苦しかったが、心臓のペコペコパッコンは一度もなかった。まだ何とか登れそうだ。しかし、今日は1日後で、すでに足はパンパンのひどい筋肉痛だ。
(2015.7.12更新)


コマクサの説明 草津白根山のコマクサ






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